清和源氏

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源 国基
 『吾妻鏡』文治2年(1186年)8月27日辛丑の条に「土佐守国基は二品(源頼朝)の御一族なり。殊に断金の契約有り」と記されており、頼朝とは非常に親密な間柄であったことが窺える。そして同条には、伊勢国玉垣御厨の領主権を与えられた事や家人である渡辺党の武士、刑部丞景重を鎌倉に置くよう命じられた事などが記されている。また、貞応3年(1224年)には摂関家の使いとして京より鎌倉に下り滞在した際の様子が記されている。