<皇孫系氏族>宣化天皇後裔

TJ02:多治武綱  継体天皇 ―(宣化天皇)― 多治比 嶋 ― 丹治武綱 ― 中村時重 TJ03:中村時重

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中村時重

 中村氏は武蔵七党のひとつ丹党の嫡流といわれ、丹武平(武峰とも)の曾孫にあたる時重が武蔵国秩父郡中村郷に居住し、 中村貫主を称したのに始まる。『秩父丹党考』によれば、荒川東岸の大宮郷中村に上・中・下の丹党三家の館が所在していたとあり、秩父市の指定史跡となった丹党中村氏の墓所の南西の台地周辺が上中村氏の館跡と目されている。
 中村氏が発祥した大宮郷中村は、山の多い秩父郡にあって田野が開け土地は肥沃、近隣交易の中心地として物資の集散するところでもあった。中村氏は恵まれた所領を背景に小武士団ながらも勢力を拡大していった。やがて源平の争乱期になると、武蔵七党の活躍が目立つようになり、 『平家物語』『吾妻鏡』などには中村右馬允時経以下の活躍が描かれている。