下飯田砦跡
しもいいだとりであと(Shimo-iida Fort Ruins)
【C-SZ166】探訪日:2025/9.25
静岡県周智郡森町下飯田字南ヶ谷
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年,築城者は定かではなく、史資料や口伝もないが、最上部の削平地と切岸,堀切遺構から山城と確認されている。太田川の東側の丘陵地に築かれ、北に飯田城,上飯田砦、東に宇刈北城、南に高平山砦,本庄山砦があり、その中心に位置することから軍事的に重要な役割を担っていたと考えられる。 最上部の主郭を起点にT字型の尾根を利用している。ただ、畑地の開墾が為されており、原形を知るのは難しいが、主郭の周辺に切岸、西側に堀切が確認できる。なお、堀切の西側の尾根には数基の古墳跡は残っているという。主郭から北東の尾根には畑地かどうか不明であるが、数段の段郭を続いている。
【史跡規模】
【指 定】
【国 宝】
【国重文】
下飯田砦縄張図(『静岡県の城跡 中世城郭縄張図集成(西部・遠江国版)』に加筆)
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