岩屋口古墳
いわやぐちこふん(Iwayaguchi Kofun Tumulus)
【K-AC254】探訪日:2025/8.28
愛知県東海市高横須賀町岩屋口
【MAP】
〔駐車場所〕岩屋口史跡公園駐車場がある。
知多半島で最大規模の横穴式石室を持つ古墳であるが、石室を覆っていた墳丘は長い年月の間に失われ、また石室の天井石も持ち去られてしまった。ただ、墳形は、確定はできないが、古墳時代後期(6世紀末~7世紀初)の築造からみて円墳と考えられる。石室は南西方向に開口し、現状で全長8.4m,幅1.7m,高さ2.1mを測り、奥壁には高さ1.6mの石が立てられている。
中世に盗掘に遭っており、副葬品の全容は不明であるが、土師器,須恵器や刀子,馬具などが残されていた。立地や規模からみて、この地に大きな力を持った族長の墳墓と考えられる。
なお、2013(平成25)年度には失われた天井石を復元し、崩れた石積みを積み直す復元作業が実施され、区別のため復元石材には元の石材(硬質砂岩)と異なる石材(花崗岩)が使われている。
【史跡規模】 |
【指 定】東海市指定史跡(1974年指定) 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 古墳時代:後期 |
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関連年号 | 6世紀末~7世紀初 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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徳 |