明月院
めいげついん(Meigetsu-in Temple)
【T-KN006】探訪日:2008/4/30
神奈川県鎌倉市山ノ内189 <📲:0467-24-3437>
【MAP】
〔駐車場所〕
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明月院は、もとは禅興寺という寺の塔頭であり、鎌倉幕府5代執権・北条時頼が別邸に持仏堂を造営し最明寺と名付けたが、死後廃絶されたため、息子の北条時宗が蘭渓道隆を開山としてこれを再興し禅興寺と改名した。その後、1380(天授6/康暦2)年頃に山内上杉家の祖である関東管領・上杉憲方が密室守厳を開山として、明月院を開創したとされる。本体の禅興寺は明治初年頃に廃絶され、明月院のみが残っている。なお、寺伝では、平治の乱で没した山内首藤俊通の菩提のため、1160(永暦元)年に子の経俊が明月庵を建立したのが草創とされ、上杉憲方が中興者とされているが、定かではない。
境内には、円窓から見る絶景で有名な「悟りの窓」がある方丈(本堂:紫陽殿),枯山水庭園,開山堂,鎌倉十井の1つである瓶の井のほか、北条時頼廟と北条時頼墓(宝篋印塔),憲方の墓とされる宝篋印塔を安置する明月院やぐらなどがある。
また、紫陽花の名所「あじさい寺」としても知られるほか、四季を通じて様々な花を楽しむことができる。
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【史跡規模】
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【指 定】国指定史跡(1984年2月9日指定) |
| 関連時代 | 平安時代:後期 | 南北朝時代 |
|---|---|---|
| 関連年号 | 1160年 |
| 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
|---|---|---|---|---|---|
| 北条時頼 | H172 | 北条時宗 | H172 | 蘭渓道隆 | **** |
| 上杉憲方 | F450 | 密室守厳 | **** | 山内首藤俊通 | F940 |
| 山内首藤経俊 | F941 |
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▲正門

▲中門

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▲北条時頼墓所

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▲北条時頼廟

▲枯山水庭園

▲方丈(本堂)

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▲悟りの窓

▲開山堂

▲開山堂

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▲明月院やぐら

▲明月院やぐら

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▲明月院やぐら

▲明月院やぐら