越塚御門古墳

こしつかごもんこふん(Koshitsukagomon-Kofun Tumulus)

【K-NR103】探訪日:2022/7.2

【K-NR103】越塚御門古墳 奈良県高市郡明日香村越131

【MAP】

〔駐車場所〕古墳の西(アグリステーション飛鳥)と南東400mほどの所に無料駐車場がある。

【K-NR103】越塚御門古墳

   牽牛子塚古墳の南東に隣接する7世紀後半の一辺約10mの方墳である。2010(平成22)年10月中旬、牽牛子塚古墳周辺の発掘現場埋め戻しの際、明日香村教育委員会技師の西光慎治が古墳の南東約20mに埋まっていた1mほどの石に人為的に割れた痕跡を見つけ、その周辺を発掘したことが発見に繋がった。埋葬施設は巨岩を刳り抜いた蓋板と床板から構成され、墓室は長さ約2.36m,幅約0.95m,高さ約0.6mで、床板には幅,深さとも2cmほどの排水溝がある。
 越塚御門古墳は『日本書紀』の記述から飛鳥時代の皇族である大田皇女の墓である可能性が高いといわれている。ただ、宮内庁は斉明天皇陵と治定している車木ケンノウ古墳付近にある墳土を大田皇女の陵墓としている。

【史跡規模】

【指 定】国指定史跡(2014年3月18日指定)
        ※「牽牛子塚古墳・越塚御門古墳」として史跡範囲の追加指定
【国 宝】
【国重文】

関連時代 古墳時代:後期
関連年号 7世紀後半
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
大田皇女 K306

 

【K-NR103】越塚御門古墳
  

 

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【K-NR103】越塚御門古墳

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▲遠景(左の凸部分が越塚御門古墳)

【K-NR103】越塚御門古墳

▲模型(下が越塚御門古墳の断面)