小牧御殿・小牧代官所跡

こまきごてん・こまきだいかんしょあと(Komaki Palace and Komaki Daikansho[Magistrate's Office] Ruins)

【R-AC031】探訪日:2019/8.17・2020/9.22

【R-AC031】小牧御殿・小牧代官所跡 愛知県小牧市小牧4丁目825

【MAP】

〔駐車場所〕

【R-AC031】小牧御殿・小牧代官所跡

   小牧御殿は、尾張徳川家の別荘の一つで、1625(寛永2)年に初代尾張藩主・徳川義直が鷹狩りでこの地に訪れた際、庄屋を務める江崎善左衛門の蟹清水屋敷からの眺めや庭園をたいへん気に入り、同年この地に御殿を建てた。敷地は46間×51間で約2350坪あり、畳10畳以上の部屋が10室あり、明治維新まで尾張徳川家の御殿として利用された(通常は江崎氏が管理していた)。なお、小牧御殿は小牧山にあったとの記録もあるが、真偽は不明。
 1782(天明2)年には、敷地の一部に小牧代官所(正式には尾張藩小牧代官支配所)の陣屋が設けられ、尾張国丹羽郡127村,同国春日井郡125村,美濃国可児郡5村を管轄し、約14名の役人が常駐していた。また、代官所も小牧山の下にあったとされる。
 後御殿,代官所は説明板の西側にあったが、現在は住宅地や道路が整備され、遺構などはほとんど残されていない。福禄寿の石像は、義直が作らせたものだといわれ、安置する祠は代官所(または御殿)の建物の一部が用いられたという。
 また、案内板の南側には岸田家住宅が隣接している。

【史跡規模】

【指 定】

【国 宝】

【国重文】

関連時代 江戸時代:前期

江戸時代:後期

関連年号 1625年

1782年

関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
徳川義直 TG11 江崎氏 ****

 

【R-AC031】小牧御殿・小牧代官所跡
  

 

【R-AC031】小牧御殿・小牧代官所跡

【R-AC031】小牧御殿・小牧代官所跡 ※本サイトの写真は転用可です(画像をピックすると拡大、コメント表示されます)

御殿,代官所跡は右側(西側)、正面の建物は岸田家住宅 福禄寿石像