祝戸城跡
いわいどじょうあと(Iwaido Castle Ruins)
【C-NR016】探訪日:2017/9.3・2018/10.292018/10/29
奈良県高市郡明日香村祝戸476
【MAP】
〔駐車場所〕飛鳥稲淵宮跡の駐車場を利用できる。
祝戸山山頂部に築かれた城であるが、築城時期,築城者は定かでない。地理的には明日香村,奈良盆地を一望でき、吉野から峠越えで飛鳥へ入る街道を押さえる重要な城であったと考えられる。
祝戸山は尾根筋に遊歩道が整備され、東展望台と西展望台が設けられていて、城跡は東展望台から西展望台へと進む間にあるピークに築かれている。縄張りは、ピークを三段に削平した曲輪を設け、北側の遊歩道に沿って畝状竪堀、西側の南斜面に竪堀が設けられている。
【史跡規模】 |
【指 定】 |
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関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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ここへは1年後に再度訪れているが、その理由は最初の際に城跡位置を誤ったからである。Google Mapを見ると、城跡は東展望台の南側になっているが、そこには城跡らしき遺構は確認できなかった。あとからほんとうの城跡は西展望台と東展望台の中間にあることを知り、改めて訪れたものである。地形的には中間地点のもっとも小高いところを意識して歩くと城跡を見つけやすい。
祝戸城縄張り図(『日本城郭大系 第10巻』に加筆)