鞆田城跡
ともだじょうあと(Tomoda Castle Ruins)
【C-NR061】探訪日:2025/5.8
奈良県奈良市都祁友田町1450
【MAP】
〔駐車場所〕都祁すずらん苑手前のスペースに邪魔にならないよう路駐させていただく。
築城年は定かではないが、鞆田氏の居城とされる。鞆田氏は都祁郷の有力国人であり、歴代が都祁郷の総鎮守である都祁水分神社の神主を務めるとともに、ていた。全盛期には山内七庄(鞆田・無山・小山戸・藺生・水湧・南殿・向淵・針)の代官も務めていた。また、興福寺被官でもあり、大乗院門跡坊人で国民であった。はやくから古市氏に属し、1475(文明7)年の奈良大鳥居合戦や尼坂合戦などにも登場する。後に多田氏の進出などによって勢力後退を余儀なくされたが、都祁水分神社の神主職はかなり後まで保っていた。
城館は南に延びる低丘陵に築かれていたという。現在は畑や竹藪となっており、遺構らしき個所は見当たらない。すぐ北西方向に「都祁すずらん苑」がある。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 室町時代 |
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関連年号 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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鞆田氏 | **** |