南之庄城跡
みなみのしょうじょうあと(Minaminosho Castle Ruins)
【C-NR060】探訪日:2025/5.8
奈良県奈良市都祁南之庄町
【MAP】
〔駐車場所〕
南殿城とも呼ばれる。築城年は定かではないが、甲岡氏の居城とされる。南殿庄にいた山内衆の甲南氏は南殿氏とも呼ばれていた。1369(正平24/応安2)年からその名がみえ、1458(長禄2)年に大乗院から宇陀郡角柄庄のうち、秋山一族古世知行分跡を与えられている。
城は都介野岳北の都祁盆地中央の独立丘陵(標高492m,比高17m)にあり、北を通る街道を監視できる位置にある。85m×60mの規模とされる。主郭の高所からは都祁盆地を一望できる。守備は特に北側を意識しており、空堀,土塁、そして竪堀を備えている。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 南北朝時代 | 室町時代 |
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関連年号 | 1369年 | 1458年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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甲岡氏 | **** |
南之庄城縄張り図(『日本城郭大系 第10巻』に加筆)