昼飯大塚古墳

ひるいおおつかいこふん(Hirui-otsuka Kofun Tumulus)

【K-GF033】探訪日:2026/5.10

【K-GF033】昼飯大塚古墳 岐阜県大垣市昼飯町

【MAP】

〔駐車場所〕

【K-GF033】昼飯大塚古墳

   牧野台地西縁に築造された岐阜県で最大規模の大型前方後円墳である。墳丘は3段築成で、墳丘外表では各段テラス部に円筒埴輪列が、斜面に葺石が、墳頂部などに形象埴輪(家形・靫形・盾形・蓋形・甲冑形埴輪)が認められている。また墳丘周囲には鍵穴形の周濠が巡らされており、周濠を含めた古墳全長は約180mにおよぶ。
 埋葬施設は竪穴式石室,粘土槨,木棺直葬の3基で、いずれも後円部において同一墓壙内に構築される。大型古墳で同一墓壙内に異なる3基の埋葬施設が構築されるのは珍しい。竪穴式石室は盗掘に遭っているが他2基は未盗掘で、3基とも内部調査は実施されていないものの、周囲調査では多数の副葬品や供献儀礼品(玉類・土器など)が出土している。
 築造時期は、古墳時代中期初頭の4世紀末頃と推定される。一帯は揖斐川西岸の平野部であるとともに関ヶ原から濃尾平野に出る要地であり、本古墳はこの地域に営造された不破古墳群の盟主墳の1つに位置づけられるが、当地では各盟主墳は異なる造墓基盤勢力によって築造されている。それら盟主墳の中でも本古墳は最大級となり、その規模や内容は畿内の大王墓に準じるものであることから、当時の不破地域ひいては東海地方とヤマト王権との関わりを考察するうえで重要視される古墳になる。

【史跡規模】

【指 定】国指定史跡(2000年9月6日指定)

【国 宝】 

【国重文】

関連時代 古墳時代:中期
関連年号 4世紀末頃
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図


【K-GF033】昼飯大塚古墳



【K-GF033】昼飯大塚古墳

<不破古墳群の盟主的首長墓>

古墳名 所在 墳形 規模 築造時期 分布図
花岡山古墳 昼飯 前方後円墳 60m
親ヶ谷古墳 垂井北群 前方後円墳 85m以上 4世紀後半
矢道長塚古墳 矢道 前方後円墳 90m 4世紀後半~末
粉糠山古墳 青墓 前方後方墳 100m 4世紀末~5世紀初頭
昼飯大塚古墳 昼飯 前方後円墳 150m 4世紀末頃
遊塚古墳 青墓 前方後円墳 80m 5世紀初

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南南東から見た全景 東から見た全景 後円部復元ゾーン 後円部復元ゾーン 後円部復元ゾーン 後円部復元ゾーン 後円部復元ゾーン 後円部復元ゾーン 後円部復元ゾーン 後円部墳頂 後円部墳頂から見る 後円部から前方部を見る 後円部から前方部を見る 後円部から前方部を見る 前方部 前方部から後円部を見る 前方部 前方部側から後円部側を見る(南側) 前方部側から後円部側を見る(南側) 後円部側から前方部側を見る(南側) 前方部側から後円部側を見る(北側)