満月寺浮御堂

まんげつじ うきみどう(Mangetsu-ji Temple Ukimidou)

【T-SG001】探訪日:1991/3/24・2016/10/15

【T-SG001】満月寺浮御堂 滋賀県大津市本堅田1丁目16 <📲:077-572-0455>

【MAP】

〔駐車場所〕

【T-SG001】満月寺浮御堂

   近江八景の一つの「堅田の落雁」で知られ、京都大徳寺に属する臨済宗の禅寺・海門山満月寺のお堂で、湖に伸びる橋の先に建つ宝形造の仏殿である。
 寺伝によれば、恵心僧都源信が比叡山横川から琵琶湖をながめると、毎夜、その光明の赫々たるを怪しみ、網でこれを掬い取らせると、1寸8分の黄金の阿弥陀仏像であった。そこで、長徳年間(995~999年)、魚類殺生供養のために阿弥陀仏像1体を造り、その体内にこれを納め、1000体の阿弥陀仏像をも奉安して浮御堂を創建したという。「千仏閣」「千体仏堂」と称し、衆生済度とともに湖上通船の安全を発願した。荒廃した時期もあったが、桜町天皇(在位1735~47年)は禁中の能舞台をたまわり、これを再興した。風景絶佳の趣のある地で、古くより一休和尚,蓮如上人が滞在したり、松尾芭蕉や小林一茶,歌川広重,葛飾北斎らも訪れ、多くの詩歌や絵画を残している。
  先代の堂は1934(昭和9)年の室戸台風によって倒壊、現在の堂は1937(昭和12)年に再建されたものである。

【史跡規模】

【指 定】国指定史跡
【国 宝】 
【国重文】聖観音座像(平安時代前期)

関連時代 平安時代:中期 江戸時代:中期 昭和時代:前期
関連年号 995~999年 1934年・1937年
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
源信(恵心僧都) **** 桜町天皇 K608 一休宗純 K601
蓮如 F334 松尾芭蕉 **** 小林一茶 ****
歌川広重 **** 葛飾北斎 ****

 

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▲山門

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▲満月寺

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▲満月寺

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▲浮御堂

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▲浮御堂

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▲千体阿弥陀仏

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