八釣マキト1号墳

やつりマキト1ごうふん(Yatsurimakito No.1-Kofun Tumulus)

【K-NR199】探訪日:2025/3.30

【K-NR199】八釣マキト1号墳 奈良県高市郡明日香村飛鳥859

【MAP】

〔駐車場所〕八釣集会所の駐車場を利用させていただく。

   八釣・東山古墳群のマキト支群5基のうちのひとつで、直径約18mの円墳である。地域の農業基盤整備事業の事前調査により、ここから150mほど東の丘陵上で発見されたものを移設した。
 1号墳は片袖式横穴式石室で、全長6.05m,玄室長3.55m,幅1.6m、羨道長約2.5m,幅1.1mを測る。天井石は石室内に落下している。副葬品が多く出土し、土器類,装身具,武器類,馬具があるが、特に、子持蓋は岡田山1号墳(島根県松江市)に次いで全国2例目の出土である。また、刀子金具には純度90%の金や雲珠(馬具)には純度99%の銀は張られている。
 築造年代は古墳時代後期の6世紀中頃と推定され、当地を治めた有力豪族の墓と考えられる。

【史跡規模】

【指 定】

【国 宝】

【国重文】

関連時代 古墳時代:後期
関連年号 6世紀中頃
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図

 

【K-NR199】八釣マキト1号墳
 

 

【K-NR199】八釣マキト1号墳

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石室内から開口部を見る 反開口部側