岩崎山

いわさきやま (Mt. Iwasasaki)

【Z-AC026】探訪日:2016/4/2・2020/9/22

【Z-AC026】岩崎山 愛知県小牧市大字岩崎1335

【MAP】

〔駐車場所〕

【Z-AC026】岩崎山

   岩崎山は平坦な濃尾平野の中に、秩父古生層の花崗岩が高く突出して山丘(標高54.9m)を成したもので、古墳時代から石材の産地として利用されてきた。
 岩崎山の東に位置する岩屋古墳の石室は岩崎山から産出される岩石が用いられていることが判明している。
 江戸時代には名古屋城築城の際に加賀藩の御用石切場となった記録があり、山中の複数の岩にかつて彫られた家紋や岩を割るためタガネで開けられた矢穴が見られる。その後も寺院や住宅用石材の石切場として近年まで利用されてきた。
 山内には神社や寺院が複数あるほか、名前の付いた岩が多数あり、なかでも熊野神社境内にある「五枚岩」は地表に突出している部分が節理面に沿って風化侵食が進み、5枚に分離して平行に並んで奇観を呈するに至ったものである。愛知県の天然記念物に指定されている。
 なお、岩崎山は、1584(天正12)年の小牧長久手の戦いの際には、羽柴秀吉方の稲葉一鉄,貞通親子らの岩崎山砦としても利用された。

【史跡規模】

【指 定】
【国 宝】
【国重文】

関連時代 古墳時代 戦国時代
関連年号 6世紀末~7世紀初頭 1584年
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
羽柴秀吉 ZZ01 稲葉一鉄 OC** 稲葉貞通 OC**

 

【Z-AC026】岩崎山
  

 

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▲熊野社の五枚岩

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▲熊野社

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▲宗吾神社

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▲平手源七の碑

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▲観音寺

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▲御統監之趾

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▲遠くに小牧城を望む

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▲豹石

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▲タガネ跡が残る岩

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▲「イ」の刻字

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▲軍配の刻印

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▲軍配の刻印

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▲杲洞寺の北側の石切出し跡

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