水野代官所跡
みずのだいかんしょあと(Mizuno Daikansho [Magistrate's Office] Ruins)
【R-AC048】探訪日:2021/9.29
愛知県瀬戸市中水野町1丁目179
【MAP】
〔駐車場所〕
1781(天明元)年、尾張藩の藩政改革(従来の国奉行制度から領内を分割管掌する所付代官制へ変更)により旧中水野村鳥林に水野代官所(陣屋)が設置され、春日井郡と愛知郡を中心とする111ヶ村を統括した。初代代官は既に御林方奉行職にあった水野正恭が兼任した。
代官所内には、司所,吟味所,道場,倉庫,牢屋などのほかに、藩士の子弟を教育する尾張徳川藩校「明倫館」の分校「興譲館」も設けられていた。代官所は1868(慶応4)年7月に廃され、同年8月に「東方総官所」と改称された。
現在、瀬戸市立水野小学校の校門横に「水野代官所跡」の石碑と、併せて1841(天保12)年当時の水野村の様子を示す絵図の石碑が建てられている。