実相寺
じっそうじ (Jisso-ji Temple)
【T-AC086】探訪日:2021/10/24
愛知県西尾市上町下屋敷15 <📲:0563-57-4364>
【MAP】
〔駐車場所〕寺院横に専用駐車場がある。
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1271(文永8)年、西条城主・吉良満氏が吉良氏の菩提寺として東福寺から円爾(聖一国師)を迎えて創建した。中国・経山寺の絵図に倣って壮大な伽藍が造営され、古くは実相安国禅寺と呼ばれていた。1541(天文10)年、妙心寺派に改めて、1546(天文15)年には今川義元の軍師として名高い太原崇孚が入っている。
その後、1560(永禄3)年、織田信長の兵火によって多くの堂宇が焼失したが、天正年間(1573~92年)に遠州浜名郡宇布見の弘忍寺仏堂が移築されたという。
三河クロマツ群落に囲まれた境内中央にある釈迦堂(県指定文化財)は、宝形造檜皮葺の室町時代後期の建築で、堂内には1362(貞治元)年に吉良満貞の発願によって造立された釈迦三尊像(県文)や四天王像(市文)が安置されている。
このほか、中国鐘の影響を受けた八葉宝鐸型梵鐘(県文),元禄年間(1688~1703年)再建の庫裡(市文),1603(慶長8)年再建の方丈(市文),方丈本尊の如意輪観音坐像(市文)など、中世の実相寺文化の繁栄を物語る文化財を数多く所蔵している。
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▲釈迦堂

▲釈迦堂

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▲釈迦堂(左側)

▲釈迦堂(右側)

▲釈迦堂(裏側)

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▲勅使門(表側)

▲勅使門(内側)

▲庫裡

▲庫裡

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▲方丈

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▲方丈

▲方丈

▲方丈

▲方丈

▲方丈

▲鐘楼

▲鐘楼

▲八葉宝鐸型梵鐘

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▲古井戸

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▲古井戸

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