下垣内城跡
しもがいとじょうあと(Shimogaito Castle Ruins)
【C-NR020】探訪日:2018/10.30
奈良県生駒郡平群町下垣内248
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年は定かではないが、嶋氏によって築かれたとされる。鎌倉時代には富貴寺荘の下司職であった嶋氏が平群を治めており、この時代もしくはそれ以降の築城と考えられる(出土遺跡からは13世紀に築城され17世紀まで使用と推定)。谷を挟んで南にも嶋氏の西宮城跡がある。
城域は東西150m,南北120m以上で東の主郭と西の副郭の二郭から成り、間の堀切は土塁の上から8mの深さ(高さ)をもつ。現在、遺構は埋め立てられ、東屋のあるなだらかな丘陵になっている。
なお、この一帯は廿日山遺跡群(約2千年前の弥生時代)とされ、下垣内城跡もその一画に含まれている。また、城跡東方の安養寺には城主の一人であった嶋左近の母親の位牌がある。
【史跡規模】 |
【指 定】 |
関連時代 | 鎌倉時代 | 戦国時代 |
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関連年号 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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嶋氏 | **** | 嶋 清興 | **** |
西宮城・下垣内城縄張り図(『日本城郭大系 第10巻』に加筆)