大興寺城跡

だいこうじじょうあと (Daikoji Castle Ruins)

【C-AC522】探訪日:2022/5/23

【C-AC522】大興寺城跡 愛知県知多市大興寺平井112−2

【MAP】

〔駐車場所〕

   1345(貞和元/興国6)年、足利氏の一色公深の子・一色太郎範氏によって築かれたとされる。一色氏は三河国吉良荘からこの地に移り、範氏は足利尊氏に従って九州探題として各地を転戦した。しかし、九州に地盤を築けず任務は失敗に終わり隠退したが、次男の範光は室町幕府の信任を得て三河国,若狭国の守護と侍所所司に任じられ、守護大名・四職として幕府の政務に携わる元を築いた。一色氏の後には、大野城の佐治氏が居城としこの地方を支配した。廃城は1584(天正12)年の小牧長久手の戦い後に大野城が廃城となったのと同時期と考えられる。
 大興寺城は東へ伸びた標高48m,比高20mの丘陵上に築かれていた。現在は竹林,みかん畑,削平地となっており、祠が土壇に残されている。
 城跡の500mほど東には範氏が再建した「知多のだるま寺」として有名な大興寺がある。

【史跡規模】

【指 定】
【国 宝】 
【国重文】

関連時代 南北朝時代 戦国時代
関連年号 1345年 1584年
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
一色範氏 G350 一色範光 G350 佐治氏 ****

 

【C-AC522】大興寺城跡
 

 

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▲県道252号線からここへ入る

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▲主郭(竹林)

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▲主郭

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▲祠があると思われる土壇

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▲主郭(みかん畑)

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