天方城(天方新城)跡
あまがたじょう(あまがたしんじょう)あと(Amagata Castle Ruins)
【C-SZ015】 探訪日:1988/1.1・2016/3.25
静岡県周智郡森町向天方(城ヶ平公園)
【MAP】
〔駐車場所〕
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築城年代は定かではないが、戦国時代、天方通興の時代に築かれた可能性が高い。これまで山内対馬守道美の築城・居城とされてきたが、城郭形態は戦国時代、特に徳川の色合いが濃く、おそらく1575(天正3)年の長篠の戦い以降に、北遠の武田勢の拠点攻撃のために築城されたものと考えられている。山内対馬守道美が築いたのは、三倉川と吉川の間の本庄山(本城山)にある天方本城(天方古城)とされる。応永年間(1394~1428年)初期のことである。
城は太田川の北岸にある城ヶ平と呼ばれる標高249.5m,比高120mの山頂に築かれている。本丸(主郭)は東西約95m,南北約70mで南を除く三方に横堀を巡らし、円形に近い形をしている。北側には高さ1mほどの土塁が付く。北側には馬出し状の曲輪を付けた二の曲輪となっており、ここにも横堀と土塁が残る。本丸から南に下がった尾根に幅10mの堀切があったが、道路で半分埋められている。