仏塚古墳

ほとけづかこふん(Hotokezuka Kofun Tumulus)

【K-NR210】探訪日:2025/11.7

【K-NR210】仏塚古墳 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺

【MAP】

〔駐車場所〕

   法隆寺の北側から伸びる丘陵地に通る松尾道の西側に位置する1辺約23m,高さ約4.5mの方墳である。埋葬施設は南に開口する両袖型の横穴式石室で現状で全長約9.4m、玄室部長さ約3.9m,幅約2.2m,高さ約2.7m、羨道部長さ約5.5mを測る。出土遺物には亀甲形の陶棺片や金環,馬具,土師器,須恵器などがあり、これらから6世紀末頃の築造と推定されている。被葬者は、所在地,時期から考えると、斑鳩に住した厩戸皇子と関係のある人物の可能性もある。
 なお、古墳からは金銅仏や仏具などの遺物も多く出土しており、鎌倉後期から室町初期にかけて、密教系の仏堂として再利用されていた痕跡もみられる。「仏塚」の名称は、これに由来すると考えられている。

【史跡規模】

【指 定】奈良県指定史跡(1997年3月21日指定)

【国 宝】

【国重文】

関連時代 古墳時代:後期
関連年号 6世紀末頃
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図


【K-NR210】仏塚古墳



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