津屋城跡

つやじょうあと(Tsuya Castle Ruins)

【C-GF087】探訪日:2025/10.8

【C-GF087】津屋城跡 岐阜県海津市南濃町津屋

【MAP】

〔駐車場所〕本慶寺の参詣者用駐車場がある。

【C-GF087】津屋城跡

   築城年は定かではないが、文明年間(1469~87年)に高須城主・高木氏の一族によって築かれたとされる。1600(慶長5)年の関ヶ原合戦以前は高木八郎左衛門正家の居城であったが、西軍に味方したことで東軍によって攻められ落城し廃城、かつ改易となった。その3年後には、新しく高須城主となった徳永寿昌の許しを得て城跡に本慶寺が建立された。
 寺院の山門となっている長屋門は津屋城の城門を転用したものと伝えられている。また、境内(主郭部)の南側に長さ67m、西側に54mの鍵形をなす深さ2.3~3mの空堀が残されており、堀の内側には土塁がめぐらされている。特に西側は長さ33m,基底幅4m,高さ1~1.5m,馬踏幅1mでほぼ旧状をとどめている。

【史跡規模】

【指 定】海津市指定史跡(1993年1月1日指定)

【国 宝】

【国重文】

関連時代 室町時代 安土桃山時代
関連年号 1469~87年 1600年
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
高木正家 G172 徳永寿昌 ****


【C-GF087】津屋城跡



【C-GF087】津屋城跡


関ケ原決戦前(8/16~9/14)の南美濃における前哨戦

【C-GF087】津屋城跡 ※本サイトの写真は転用可です(画像をピックすると拡大、コメント表示されます)

津屋城の城門を移築した山門 津屋城の城門を移築した山門(境内側から見る) 津屋城の城門を移築した山門(駐車場から見る) 本慶寺本堂(二の曲輪跡) 本堂の左奥(西南部;土塁跡?) 南側の空堀 南側の空堀 本慶寺の南側(西高東低であることがわかる)