蔵輪寺
ぞうりんじ(Zorin-ji Temple)
【T-NR048】探訪日:2025/6.7
奈良県天理市山田町1139-1
【MAP】
〔駐車場所〕
創建年は定かではなく、奈良時代に婆羅門僧正によって建立されたといわれるが不詳である。山号は竜光山、高野山真言宗の寺院で地蔵菩薩半跏像を本尊とする。東大寺大仏を修補した山田道安の菩提寺である。
山田岩掛城・馬場城主であった山田民部大輔藤原順貞は戦国の乱戦に敗れ、1563(永禄3)年に当寺にて入道し、山田道安と号した。道安は1567(永禄10)年の松永久秀と三好三人衆との戦いで焼け落ちた東大寺の大仏仏頭の再鋳に尽力するとともに、彫刻・絵画にも専念し戦国武将唯一の芸術家として、その名と功績を残した。1573(天正元)年、仏頭の完成をみることなく当寺にて没している。墓地に道安父子の墓碑と本堂傍らの位牌堂に位牌が安置されている。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 奈良時代 |
戦国時代 |
関連年号 |
1563年・1573年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
婆羅門僧正 | **** | 山田道安 | F*** |