氷上砦跡〔桶狭間古戦場〕

ひかみとりであと〔おけはざまこせんじょう〕 (Hikami Fort Ruins[Historic Battlefield of Okehazama])

【C-AC373】探訪日:2021/4/1・2021/5/9

 愛知県名古屋市緑区大高町火上山

 

【MAP】

〔駐車場所〕

   1559(永禄2)年、桶狭間の戦いに際し織田信長は今川方の鵜殿長照が守る大高城を包囲すべく、東側には丸根砦,鷲津砦を築き、さらに南側に正光寺砦,氷上砦,向山砦を築いたとされる。氷上砦は大高城の南西500mほどに位置する氷上姉子神社西の火上山中腹あるいは火上山西方の取手山付近とされる。現在、明確な遺構はほとんど確認できないが、かつて土塁のような遺構がみられたともいう。なお、1560(永禄3)年の桶狭間の戦いでの守将や戦闘状況については不明である。

【史跡規模】

【指 定】
【国 宝】
【国重文】

関連時代 戦国時代
関連年号 1559年・1560年
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
織田信長 OD04

 


 砦の位置がはっきりしていないが、候補地とされる氷上姉子神社西の火上山中腹と火上山西方の取手山付近を歩いてみた。火上山中腹は神明社や元宮の辺りには曲輪といってもいいようななだらかな平坦地がある(現在は林状態)。元宮からさらに西の取手山へ向かおうとしたが「私有地」の札があり断念。一旦南側の道路に出て斎山古墳を目指した。すると、斎山古墳,斎山稲荷神社奥ノ院の東横に道が付いており、それを東に進むと難なく取手山に出た。ちょうど送電線の鉄塔の辺りである。見晴らしもよく(大高城跡は見えなかったが)多人数の収容は難しいかもしれないが、砦の機能としてはこちらが適しているような気がした。

 

 

【C-AC373】氷上砦跡 ※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)

【C-AC373】氷上砦跡

▲元宮入り口

【C-AC373】氷上砦跡

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【C-AC373】氷上砦跡

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▲神明社

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▲神明社付近

【C-AC373】氷上砦跡

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【C-AC373】氷上砦跡

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▲宮簀媛邸跡

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▲元宮

【C-AC373】氷上砦跡

▲宮簀媛邸跡

【C-AC373】氷上砦跡

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▲斎山古墳の右を進み「取手山」へ向かう

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▲取手山への道

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▲取手山地区

【C-AC373】氷上砦跡

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