鯉山砦跡

こいやまとりであと (Koiyama Fort Ruins)

【C-SZ093】探訪日:2023/2.22・3.7

【C-SZ093】鯉山砦跡 静岡県浜松市北区三ヶ日町摩訶耶

【MAP】

〔駐車場所〕 特に駐車場はないため、登り口近くの道路に寄せて駐車する。

【C-SZ093】鯉山砦跡

   築城年は定かではないが、千頭峯城の南約1kmの山頂にあり、三河との国境である本坂峠,宇利峠方面や猪鼻湖全体と浜名湖西岸を監視する砦(支城)とされる。
 1339(延元4/暦応2)年、井伊道政は後醍醐天皇の皇子・宗良親王とともに三岳城に籠もったが、足利尊氏の命を受けた高師兼らの北朝幕府軍の攻撃により、支城とされる鴨江城に続き千頭峯城も落城し、その際に、本砦も落とされたものと思われる。井伊道政,宗良親王らは三岳城からもうひとつの支城・大平城へと退却したが、そこも落城し、ついには信濃国へ落ちていった。
 主郭は長軸40mほどの楕円形に近く、南側に虎口とその東側に小規模な土塁が延びる。主郭を取り巻く腰曲輪も設けられている。また、東側と北西方向にも曲輪と思われる平坦地とその先に堀切が確認できる。

【史跡規模】

【指 定】

【国 宝】 

【国重文】

関連時代 南北朝時代
関連年号 1339年
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
井伊道政 F441 宗良親王 K501 高 師兼 TS04

 

【C-SZ093】鯉山砦跡
 

 

【C-SZ093】鯉山砦跡

【C-SZ093】鯉山砦跡 ※本サイトの写真は転用可です(画像をピックすると拡大、コメント表示されます)

オレンジロードから南へ約200mのところの登り口 東端の曲輪(出城)を区切る堀切 東端の曲輪(出城)を区切る堀切 東端の曲輪(出城) 主郭へ向かう 一旦、高所へ出る 前方は堀切 堀切 堀切を東側から見る 堀切を西側から見る 主郭 主郭 主郭 主郭 主郭 主郭 主郭 腰曲輪 腰曲輪 腰曲輪 腰曲輪