赤門上古墳
あかもんうえこふん(Akamon・ue Kofun Tumulus)
【K-SZ078】探訪日:2026/2.21
静岡県浜松市浜名区内野
【MAP】
〔駐車場所〕
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三方原台地東端の姥ヶ谷段丘上に立地する天竜川西岸地域では最大・最古の前方後円墳である。古墳の名称は、古墳南側に位置する竜泉院(通称を赤門寺)に由来する。北約200mには山の神古墳、さらに北へ約150mのところには稲荷山古墳がある。
1961(昭和36)年夏には地元の静岡県立浜名高校の生徒も加わり、発掘調査が実施された。墳丘の全長は56.3m、後円部は直径36.2m,高さ4.9m、前方部は幅14.7m,高さ1.15mを測り、後円部を北に向け築造されている。また、盗掘痕があり、戦時中には防空壕が掘られたため、破損した部分もあった。
後円部には長さ5.58mのクスノキの大木を縦切りにした木棺が納められており、この木棺の中からは、三角縁神獣鏡や銅鏃,剣,直刀,管玉などが出土した。銅鏡と銅製の鏃は編み物に覆われ、銅鏃は絹布、銅鏡は網祖品で覆われていたと推定される。特に注目されたのは、華紋日月天王四神四獣鏡という三角縁神獣鏡で、椿井大塚山古墳(京都府)や佐味田宝塚古墳(奈良県)と同范関係(同じ鋳型)にあることがわかった。すなわち、被葬者は近畿地方の中央政権とつながりの強い豪族であることが推測される。
出土品から、古墳時代前期の4世紀後半または末頃に築造されたと考えられている。
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【史跡規模】
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【指 定】静岡県指定史跡(1979年11月19日指定) 【国 宝】 【国重文】 |
| 関連時代 | 古墳時代:前期 |
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| 関連年号 | 4世紀後半 |
| 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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| 作 |
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