花矢倉
はなやぐら(Hanayagura)
【Z-KN021】探訪日:1990/11.17・2026/7.11
奈良県吉野郡吉野町吉野山1711
【MAP】
〔駐車場所〕
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1185(文治元)年の暮れ、源義経の忠臣・佐藤忠信が義経一行を追ってきた横川覚範に矢を浴びせて討ち取った場所である。
源頼朝の追手から逃れるため吉野山の吉水院(現・吉水神社)に籠った源義経,武蔵坊弁慶,佐藤忠信らであったが、比叡山の横川からの客分僧・横川覚範の義経追討の主張により、頼りとしていた金峯山寺衆徒を味方につけることができず、水分神社まで逃げ伸びた。
義経一行を追う横川覚範らは、水分神社手前の中院谷まで迫ってきたため、義経従者のひとり佐藤忠信は義経の身代わりとなって戦い、花矢倉から覚範に矢を浴びせて覚範を討ち取り、義経らを無事に逃すことができた。なお、近くには討ち取られた横川覚範の首塚がある。
花矢倉は急峻な地形の上方にあり、攻めに適した場所である。現在では、上千本・中千本、蔵王堂を見下ろせる吉野山の絶好のビュー・スポットとなっている。