川手古城跡

かわでこじょうあと(Kawade Old Castle Ruins)

【C-AC503】探訪日:2022/5.3

【C-AC503】川手古城跡 愛知県豊田市川手町シロノ上

【MAP】

〔駐車場所〕

   築城年は定かではないが(おそらく南北朝時代~室町時代)、川手大蔵亮によって築かれた山田氏の支城とされる。標高330m,比高40mの丘陵端に築かれた。矢作川の対岸は岐阜県であり美濃国と三河国の国境に位置する。現在、城跡は畑地と住宅となっており、赤い屋根の住宅の屋号は「城」という。住宅の南側の10mほど高い畑地が主郭跡で、その東西には堀跡はみられる。地元の方の話では、山田氏はやがて南方の丘陵へ移り、その後、秋葉砦から川手城へと移ったという。さらに名倉川を挟んで東には押山城を築いている。

【史跡規模】

【指 定】
【国 宝】 
【国重文】

関連時代 南北朝時代
関連年号
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
川手大蔵亮 **** 山田氏 G***


【C-AC503】川手古城跡
 予備調査なく訪れたため、右折する道を1本間違え迷っていたところ、たまたま地元の方に話を聞くことができた。農作業の手を止め丁寧に主郭だった畑地の場所まで案内いただき、その下のお宅も城跡で屋号が「城」だということ、また、古城~南の丘陵~秋葉砦~川手城と移ったことも教えていただいた。いつもながら地元の方の快い応対には感謝です。


【C-AC503】川手古城跡

川手古城縄張り図(『愛知県中世城館跡調査報告』に加筆)

【C-AC503】川手古城跡 ※本サイトの写真は転用可です(画像をピックすると拡大、コメント表示されます)

県道356号線からここを入る 坂を上った1本目を右折 主郭下 住宅も城跡 東側の堀跡? 主郭へ上る 主郭跡 主郭跡 主郭西側の堀跡 南方の丘 山頂が秋葉砦跡